ゆとり未来創造館

ゆとりならではの目線で、世の中の見解を伝えます。

釜石高校の活躍が与える復興への影響


◆第88回センバツ高校野球大会第2日 ▽1回戦 釜石2―1小豆島(21日・甲子園) 
  
 21世紀枠出場校同士の激突は、20年ぶり2度目の出場だった釜石(岩手)が、投手戦を制して春夏通じての甲子園初勝利を挙げた。東日本大震災で大きな被害を受けたふるさとへ、勇気あふれる白星を届けた。 
  
 釜石は3回先頭、大尻悠矢捕手(2年)の右前安打から好機を作り、1死三塁から佐々木航太右翼手(2年)の中前適時打で1点を先制。8回は奥村颯吾二塁手(3年)が、貴重な追加点となる中越え適時二塁打を放った。 
  
 エース右腕の岩間大(3年)は、9回を7安打1失点(自責0)で122球の完投勝利。「ここで(校歌を)歌うことが、目標で夢だったのでうれしいです。震災を乗り越えてきたことで、精神力では負けないと思っていた。 


  地元では公園や街でいろんな人に声をかけてもらい、モチベーションになった。感謝しています」と喜びをかみ締めた。 



岩手県釜石市では、3.11の東日本大震災で1145人の死者・行方不明者が出たという。今なお仮設住宅に住む方もいらっしゃり、津波の爪あとはぬぐいきれない。 

震災から5年が経ち、あの頃は目を離せなかった東北の被害の状況から時が経つにつれて興味が薄れてしまっている。 

だからこそ釜石高校の活躍にスポットライトを当て東北の現状を世の中に伝えなおし、それぞれが東北に対し出来ることを考える機会を持つことが重要だと考える。