損保ジャパン社名変更。社名変更はsompo
損保ジャパン日本興亜ホールディングスは25日、10月1日付で社名を「SOMPO(ソンポ)ホールディングス」に変更すると発表した。6月の定時株主総会での承認を経て正式に決定する。同社は「長すぎる社名」として話題になったが、平成26年9月の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の経営統合から約1年半で“問題”が決着した。
同社の社名をめぐっては、「長すぎる」のほか、「ジャパンと日本という同じ意味の言葉が2つ入っている」などの指摘があった。短くて覚えやすい社名にするため、同社はまずはSOMPOホールディングスを略称とすることに決め、同年夏には競合他社にも根回しを始めた。
これに対し、競合他社からは「業界を代表するような社名だ」との反発が一部で出た。この略称が公になったのは、2社の合併から3カ月後のことだった。
一方、海外では、「SOMPO」ブランドの定着が進んでいる。同社は新中期経営計画が始まる28年度の開始に合わせ、今度はSOMPOホールディングスを社名とすることで、ブランドの一層の浸透を図り、成長につなげたい考えだ。
近年社名変更は珍しくなくない。
合併統合や多角化、ブランドイメージの改革。
様々な目的がある。
今回日本を代表する大手企業が社名変更を行う。馴染みの強い企業の社名変更に、様々な感情を抱く人も多いだろう。
しかし、社名変更には多くの馴染みが持てたり、大きな宣伝効果があるなどのメリットも潜んでいる。
このチャンスをうまく利用して、日本企業の発展の一役をかってほしいものだ。