ゆとり未来創造館

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今日。北海道から鹿児島まで11時間切った。

東京と新函館北斗は最速4時間2分。津軽海峡を越え北海道から本州、九州まで初めて新幹線でつながった。1964年の東海道新幹線開業から半世紀余り。日本の高速鉄道網に新たな歴史が刻まれた。沿線各駅では記念式典が開かれ、一番列車が走りだした。

〔写真特集〕北海道新幹線~一番列車が出発~

 北海道新幹線は整備計画決定から43年での開業。海底トンネルとして世界最長の青函トンネル(約54キロ)を走行し、一部区間で貨物列車とレールを共用する。新幹線の開業は、2015年3月の北陸新幹線延伸(長野―金沢)以来。

 北海道側の始発駅「新函館北斗駅」(北海道北斗市)での式典には、石井啓一国土交通相JR北海道の島田修社長、高橋はるみ知事らが出席。集まった市民ら約2500人に見送られ、定刻の午前6時35分、上り一番列車「はやぶさ10号」が出発し、4時間余りで東京駅に到着した。

 石井国交相は「開業は交流や地域の活性化に大きく貢献し、長く愛される鉄道になっていく」と述べた。島田社長は「安全に安心してご利用いただけるように全力を尽くしたい」と語った。

 最速の「はやぶさ」で新函館北斗駅に正午すぎに東京から着いた20代女性は「あっという間で快適だった。青函トンネル内では特にアナウンスが丁寧で気分が盛り上がった」と話した。

 新青森駅青森市)からは下り一番列車の「はやて91号」が午前6時32分に出発した。

 東京駅でもJR東日本の冨田哲郎社長らが、新函館北斗駅に向かう一番列車「はやぶさ1号」を見送った。冨田社長は「青函トンネルを新幹線が走るのは長年の夢だった。期待にしっかり応えたい」と語った。 


東京から北海道まで4時間2分で運行する事で、
新函館北斗駅から鹿児島中央まで、10時間55分での移動が可能となった。

距離にして2326.3km。
いままで以上に東京と地方の距離が近くなった。
IT時代である現代にいて、物理的な距離が縮まることは今後の発展にどう影響するのか楽しみである。