ゆとり未来創造館

ゆとりならではの目線で、世の中の見解を伝えます。

保育園に反対してるのは住民だ。

最近待機児童が増え、問題としての認識が大きくなってきた。

先日14日千葉県市川市で、今月開園予定だった私立保育園が近隣住民の反対運動で建設中止となったことを受けて、市川市が市庁舎で会見を開いた。こども施設計画課の小西啓仁課長は、「去年(開園が)決まった保育園の中でいちばん大きなものだったので、極めて残念」と語った。
反対意見で大きかったのは、「保育園が面する道路は抜け道になっているのに、車がすれ違えないくらい狭く危険」という安全面についての声だったという。また、事前に社会福祉法人や市側からの説明がなかったことも問題視されたそうだ。
また、反対意見の中には「子供の声がうるさい」という声もあった。

社会的に今ほど話題になっていなかった、2014年にも
JR五反田駅から歩いて5分ほどの高台にある高級住宅街の池田山で、認可保育園で広さ約300坪の土地に3階建ての園舎を着工し、2015年度に定員90人の園が開設される予定であった。
がしかし、、、
こちらでも反対運動が起こったのだ。
朝夕に送迎の自転車が行き交うと、ペットを散歩させる高齢者が危険にさらされる。夜遅くまで開園すれば照明や騒音で睡眠を妨げられる。そもそも池田山は高齢者が多いが乳幼児は少なく、保育園のニーズはないという意見が出たのだ。

立場が違えば、考えも変わってくるものである。
しかし、
こどもの育つ地域環境が昔に比べ厳しくなっている現代、いかに地域社会と共存して行くかを模索することが重要である。